サポーティブハウスの取組み

福祉支援

■ 手続き支援

 元日雇労働者、野宿生活者の方々の中には、まれに読み書きを苦手とする人がいます。このことが原因で、住所相談や年金相談、税金や借金の相談、生活保護の申請などを諦めてしまったりすることがあります。
 こういった場合、支援スタッフが同伴し、手続きをサポートしています。

■ 介護保険に関する支援

 介護が必要な入居者には、介護保険の手続きをサポートしております。その際に、要介護認定の訪問調査時や、ケアプラン作成時の話し合いに立ち合います。また、その後の担当者会議に参加したり、ヘルパー訪問時に支援スタッフが協力することで、介護に対してもきめ細やかなバックアップ体制を心がけております。
 介護保険対象外の入居者であっても、急に体調を崩した場合などには、買い物の代行や、通院介助などを支援スタッフが行います。これにより、あらゆる入居者が安心して暮らすことができます。

■ 福祉相談

 毎月1度、外部の社会福祉の専門家による相談事業を入居者に対して行っています。そこで入居者は支援スタッフには話しにくいことや専門性が要求される相談を行うことができます。

■ 年金相談

 入居時や申請時など、年金受給の手続きが必要な入居者に、社会保険事務所や銀行などに同行するサポートをしています。また、借金問題等をかかえる入居者には地域で無料で法律相談を行う支援団体等を紹介し、トラブル解決への道筋づくりに協力しています。

■ 住所相談

 戸籍復活、住民票移動など、戸籍・住民票に関する相談にのることができます。